「好き」をシゴトにするって事はやりがいより生き甲斐を選ぶって事。

ガキのうちは男の子なら電車の運転士やコックにとか、女の子ならお花屋さんケーキ屋さんになりたいとか、そんなカワイイ発想で喜んでいられるわけだが、成人するまでその夢を持ち続けることは稀だわな。でも、たまにいるよな。好きなことをやり続けて、気が付けばそれがシゴトになっているってヤツがいる。うらやましい限りだ。

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「好き」と「シゴト」を結ぶものは何だ?

ところで、好きをシゴトにっていう言葉には何かが抜けていると思う。「好き」と「シゴト」を結ぶものは何だろう。まず第一に「続けられる」ってことかな?「好き=続けられる(飽きない)=シゴト」ってこと。なんやかんや言っても飽きずに続けられる力ってのは強い。

大人になってからそれを見つけられる人はスゴイ能力の持ち主だと思う。でもちょっと違うのは「お金儲けが好き」っていう人。それは「好き=お金儲け」ではなくて「好き=お金がある状態」なんだよな。ここで取り上げるのは職業選びにおいて「好きな事」を「職業にする」ってことだぞ。

「好き」ってのは仕事を続ける最大のエネルギー

オレも昔はミュージシャンになりてぇ。なんて漠然と思ってギターを買ったっけな。こんな感じで中学~高校くらいになると趣味らしいものができてくるヤツが多いと思う。映画だったり、音楽だったり、ゲームだったり…見たり、聞いたり、プレイしたりする側だったのが高じて製作側に回るパターンもよくある話だな。「好き」ってのはその仕事を続ける最大のエネルギー源だからな。

今でもギター好きのオレはそれをシゴトにできなかったけどな(笑)。その代わりにチビだった時から得意だった事が今の仕事に繋がった。オレは絵を描くのが好きで、その延長線でクリエイティブ関連のシゴトに就いて今に至っている。で、「今の仕事が好きなのか?」って問われたら…正直言うとビミョーだなw。

「好き」なことをシゴトにするジレンマって?

職種は違えどオレみたいなヤツけっこう多いんじゃないか。好きなことをシゴトにしちゃうと妥協なしで頑張っちゃうからな。トコトンやっちゃう。客より自分が喜ぶことをやってたり…何でも全力投球しちゃうから採算の部分が飛んでしまいそうになるんだが、それを考えないでやったらそれはもう商売じゃない。そこに気付いた時にジレンマに陥るんよな。
自分が好きな分野であるが故にストレスになっちまう。そういうヤツは「好きなコト=シゴト」にせず「好きなコト=趣味」のままでいたほうが健全だな。

なぜそれが「好き」なのか?よく考えてみる

好きな事をシゴトにしたい人は、まずは自分が「なぜそれが好きなのか?」ってことを突き詰めて考えてみろ。そうすれば本当にシゴトにできるのか、趣味のままで良いかが分かるはず。どうしても夢を実現させたいなら、その業界・業種の裏側をよくよく研究してから挑んでくれ。オレが若かった時と違って今はインターネットで何でも調べられる。自分が目指す業界の特性を理解して覚悟を決めて挑むのなら続けられるかもしれないしな。

最後にひとこと言わせてもらえば、自分の夢をかなえるのに会社の規模は関係ない。「やりがい」っていうより「生き甲斐」ってものが得られるシゴトに就けるように頑張ろうぜ!さて、ギターでも弾くか…。

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